「サービス創造大賞2015」応募のヒント-その3-
千葉商科大学サービス創造学部では、毎年恒例となっている「サービス創造大賞」のアイデアを今年も募集中だ(※)。同学部の公式サポーター企業とのコラボレーションで実施する企業課題部門の今年度のテーマは「スポーツ」。スポーツに関連する公式サポーター企業の協力のもと、「あったらいいな、スポーツのこんなサービス」のアイデアを募集している。
現在同学部では、バスケットボールの「千葉ジェッツ」、サッカーの「ジェフユナイテッド市原・千葉」、野球の「千葉ロッテマリーンズ」という三大プロスポーツのクラブチームが公式サポーター企業として今回の企画にも協力している。これらを運営する企業3社にヒントを聞いた。
「新規ファン開拓のための仕組みを」
――千葉ジェッツ
千葉県内唯一のプロバスケットボールチームで船橋市をホームタウンにする「千葉ジェッツ」は、2011年創設され、bjリーグに参入。2013年からは「ナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)」に参加。2016年に誕生する新リーグ「JPBL」では1部リーグで開幕することが決まった。
2016年のリオ・デ・ジャネイロオリンピックの出場権をかけた予選がいよいよ始まるほか、新リーグ発足も控え、大きな注目を集めるバスケットボール界だが、千葉ジェッツを運営する株式会社ASPEは「プロスポーツの実情はプロ野球、Jリーグファンの高齢化、プロバスケットボールの認知度の低さなどあらゆる面で新規顧客の開拓が急務」と危機感も持っている。サービス創造大賞の募集アイデアについては、「新しいファンを開拓する仕組みや初めてスポーツ観戦に来た人が楽しめる仕組み・仕掛けづくり、他種目間のファンが交流する仕組みなど、既成概念にとらわれない新規顧客開拓に関するサービスの提案を期待したい」と訴えた。
*千葉ジェッツ公式サイト
「元気・楽しみ・幸せを感じられる提案を」
――ジェフユナイテッド市原・千葉
急速に進行する日本の少子高齢社会において、「健康長寿」はすべての人々にと今年5月、同学部の公式サポーター企業に新たに加わったのが、Jリーグの「ジェフユナイテッド市原・千葉」だ。千葉市のフクダ電子アリーナを本拠地とするプロサッカーチームで、リーグカップ戦では2回の優勝を果たしている古豪である。
運営する「ジェフユナイテッド」は、2003年より『ジェフユナイテッドライフの実現』をクラブ理念として掲げて活動をしている。これは、「ジェフのある生活で皆さまに元気・楽しみ・幸せを感じていただけるクラブを目指す」というもの。この活動理念を踏まえ、「ジェフがあることでどんな幸せを感じることができるのかを、皆さまの自由な発想で表現したご提案をお待ちしております」と、サービス創造大賞の応募者にメッセージを送った。
*ジェフユナイテッド市原・千葉公式サイト
「若者ならではの自由な発想で」
――千葉ロッテマリーンズ
プロ野球パシフィック・リーグに所属する「千葉ロッテマリーンズ」は、千葉市のQVCマリンフィールドを本拠地とする球団だ。1949年の創設以来、日本一4回、数々の日本代表選手も輩出している。
サービス創造大賞に関するアイデアのヒントについて、運営する株式会社千葉ロッテマリーンズからは「基本的には自由な発想で考えていただければ」と前置きした上で、「一部特定のファンが喜ぶものではなく、多数のファンが喜ぶ企画」「野球に興味がない人でも球場に行きたくなるような企画」「1度だけではなく、何度も球場に足を運びたくなる企画」という具体的なヒントが挙がった。
*千葉ロッテマリーンズ公式サイト
また、受賞者にはそれぞれの企業から以下の副賞が贈られることとなった。
■千葉ジェッツ
・サイン入りユニフォーム 1名様
・サイン入りボール 1名様
・2015-16シーズン観戦チケット(ペアチケット)3名様
※写真はすべてイメージです。
■ジェフユナイテッド市原・千葉
・サイン入りユニフォーム 1名様
・サイン入りボール 1名様
・2016シーズン観戦チケット(ペアチケット)3名様
※写真はすべてイメージです。
■千葉ロッテマリーンズ
・サイン入りユニフォーム 1名様
・サイン入りボール 1名様
・2016シーズン観戦チケット(ペアチケット)3名様
※写真はすべてイメージです。
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