2014年6月27日、千葉商科大学サービス創造学部の「OUR WEDDINGプロジェクト」によるウエディングファッションショーが開催された。
事の発端は2011年、学生が提案した「ファッションショーをやってみたい」という情熱が大人たちを動かした。「OUR WEDDING」というイベントで結実し、以後サービス創造学部の公式プロジェクトとして展開されてきた。2012年は星の下のシックなウエディングをイメージした「NIGHT WEDDING」、2013年はプロジェクトマッピングで演出した「海の中の誓い」というテーマでそれぞれ開催。そして今年は、「梅雨のめぐり合わせ」と銘打ち、「和」を強調した演出で学生たちが艶やかに会場を彩った。
「OUR WEDDINGプロジェクト」に所属する70名あまりのメンバーが企画・演出・広報・装飾などチームに分かれブライダル・ファッションショーを運営する。「パーティ・プロジェクト」の学生や政策情報学部の学生有志も会場装飾や撮影スタッフとして参加したほか、ランウェイ製作、ヘアメイク、着付けなどで他校の学生の協力も得て実施されている。
「オーディションに合格し、4回すべてでモデルとして参加できたことは、とてもうれしい経験だった。参加して、たくさんのつながりができた」と4年生の柴山あつ子さんは笑顔を見せた。
イベントで使用されるウエディングドレスをデザインするのは、世界的なデザイナーであり、サービス創造学部特命教授を務める桂由美さんだ。
「海外では多くの人から祝福されるウエディングが主流。昔は日本でも、花嫁が自宅からお支度をして式場に行っていたので、近所の人や道行くひとからも祝福され、それを見た子どもたちが花嫁にあこがれたものでした。幸福なカップルの姿を見てもらいたい、見ず知らずの方にも祝ってもらえるウエディングを開催したい。その思いが実現したイベントです」と桂さんが締めくくり、学生モデルら舞台を歩く16人に、約450人の観客から大きな拍手が送られた。

 
 


ウエディングドレスを身にまとい、出番を待つ。

 


ハリウッドビューティ専門学校の学生が本格的なメイクをサポート。

 


サービス創造学部の吉田優治学部長も花嫁の父親役で登場。

 


純白のウエディングドレスがランウェイに咲いた。

 


艶やかなカラードレスも会場を彩る。

 


今年のテーマは「和」。和装のカップルはひときわ目を引いた。

 


津軽三味線と和太鼓の演奏が、「和」の演出を盛り上げた。

 


個性にあわせた衣装を身にまとう若いカップルが会場を華やかに演出する。

 


プロジェクトリーダー小倉孝太さんから桂由美特命教授に花束が贈呈された。

 


吉田優治学部長と参加した学生モデルたち。

 


最後は全員で記念撮影。携わった学生、関係者に笑顔があふれる。

 
 
+++ 主催 +++
千葉商科大学サービス創造学部 OUR WEDDING プロジェクト
 
+++ 協力 +++
【監修・衣装】株式会社ユミカツラインターナショナル
【装飾】学校法人和洋学園 和洋女子大学
【ヘアメイク】学校法人メイ・ウシヤマ学園 ハリウッドビューティ専門学校
【着付け】学校法人松徳学園 東京ファッション専門学校
【映像】政策情報学部 ICCネットワーク放送プロジェクト
 
※参考:桂由美特命教授のブログはこちら
 

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