平成27年度千葉商科大学 学位記授与式
2016年3月21日(月・祝)、平成27年度千葉商科大学学位記授与式が同大学の体育館アリーナで行われた。サービス創造学部サービス創造学科を含む3学部合計1,188人に学位記が授与され、キャンパスを巣立っていった。
式典冒頭、同大学島田晴雄学長から卒業生に向けて式辞が送られた。「皆さん、ご卒業おめでとうございます。社会に出ても、千葉商科大学で知り合った先生方、お友だち、さまざまな方を大切にし、自分の財産にしてほしいと思っています。諸君がこの大学に入学した時に申し上げた、“明るく、優しく、逞しく”というモットーは、社会に出ても心のどこかにおいてほしい。難しい世の中ですが、活動、知恵、努力で乗り越えていただきたいと思います」と卒業生を激励した。原田嘉中理事長からは「卒業生の皆さんの旅立ちの日にあたり、今後の人生を有意義に送られるために、目標を定めて一歩一歩着実に歩み続けられることを希望してやみません。皆さんが選択眼をもってご活躍されることを願っております」と祝辞が述べられた。
そして、卒業生代表として、サービス創造学部サービス創造学科の長谷川舞さんが挨拶。「千葉商科大学では数多くの成長を賜りました。私にとってそれは、学生プロジェクト活動でした。勉学に勤しむ傍ら、学部の最前線で活躍する先輩に憧れ、パーティ・プロジェクトという学生プロジェクトに入りました。とくに鮮明に覚えているのは、夜遅くまで行った仲間との打ち合わせや、装飾の製作に尽力した日々です。努力が実らず、悔しい思いをしたこと、誰にも相談できず、ふさぎこんでしまったこともありました。そのような時に手を差し伸べてくださったのは、教職員の皆様でした。優しく、時に熱く激励してくださり、そのご支援に救われた卒業生の一人として、ここに立てることを嬉しく思います。この先の人生で、私たちは数多くの困難に直面することと思いますが、大学4年間で得た素晴らしい思い出や経験を糧に乗り越えていきます。私たちに多くのチャンスと適切な助言を与えてくださった教職員の皆様、見守ってくれた家族、お互いに支えあった仲間たちに改めて御礼を申し上げます」と感謝の気持ちを述べた。
式典後、大学・同窓会共催による「卒業祝賀会」が開催され、同大学の吹奏楽部や同大学のチアダンスチーム「glitter’s」がパフォーマンスを行って卒業生の旅立ちを祝う一方、卒業生は同級生や恩師、後輩との別れを惜しんでいた。